【マクロビなのに痩せない６つの原因】
マクロビって、玄米や陽性食で引き締まって、”ヘルシー”で痩せるイメージがありますよね。
健康にも良さそうなのに、なぜ痩せないのか？
ダイエットのためにマクロビを始めたけれど……。
マクロビをいくらやっても、痩せない……。
その原因は、ガチガチの体質かもしれません。
”ガチガチ体質”とは一体、どういうことでしょう。
なぜガチガチの体になってしまうのでしょうか？
６つの原因から解説していきます。
目次
痩せない原因１：玄米、ごま塩、根菜のマクロビ陽性食で痩せない
玄米、ごま塩、根菜料理など、マクロビの陽性食で痩せない人は、体質が固太りなのです。
この場合、陽性食を続ければ続けるほど、細胞組織がガチガチになっていき、どんどん痩せにくくなってしまいます。
ついでに書いておくと、
高野豆腐、車麩、海藻、雑穀の多用も、ガチガチの固太り体質を悪化させます。
大豆加工品や大豆たんぱくが多い食事も、悪化します。
痩せない原因２：マクロビの濃い味付けで痩せない
醤油、塩、味噌の多用。
きんぴらごぼう、ひじき煮、鉄火味噌、毎食味噌汁、梅干し、ごま塩、飲み物は梅醤番茶。
これらも上記同様に、陽性食の範囲に含みます。
玄米や根菜料理といった陽性食を、さらに陽性化してガチガチにするのが塩分です。
塩分は中毒して、気付かないうちに味付けが濃くなってしまうのです。
濃い味付けに慣れてしまうと、それが習慣化して、味覚がマヒしていきます。
また、塩分が濃いと食欲が増進されるため、炭水化物のどか食いが加速することになってしまいます。
早食いの原因にもなります。
痩せない原因３：マクロビでは水分を控えるので痩せない
これは人体にとって、ごく当たり前のことですが、水分を控えてしまうと、代謝が悪くなります。
そして、血液がドロドロします。体のあちこちで『停滞』が起こります。
ダイエットで強敵なのは『停滞』ですよね。
水分を控えれば控えるほど、体じゅう、あちこちで停滞が増えていきます。
そうすると、どんどん痩せにくくなってしまいます。
よく、尿回数を気にして飲み物を控える人がいますが、これが重大な間違い。
『尿回数だけ』で健康状態を判断することはできません。
なので、『一日の尿回数は●回がいい』などといった間違ったマクロビ知識は、頭から追い出しましょう。
痩せない原因４：マクロビスイーツの食べすぎで痩せない
上記のような陽性食や濃い味付けや、水分を控えることなどをやっていると、当然体に無理があります。
つまり、本来の体に必要なものとはちがう食事なので、体は欲求不満になります。
すると、間違った欲求が起こってしまいます。
そのため、どうしても甘いもの欲求が出てしまいやすくなります。
そこで「せめてマクロビなら」「白砂糖と動物性が入ってないなら大丈夫」と、マクロビスイーツを食べる人が多いです。
マクロビスイーツとは、小麦粉・米粉といった炭水化物に、メープルシロップや米飴などの甘味料、油が加わって出来たものです。
雑穀が入っている場合、陽性食の範囲にも入ってきます。
また、塩分も沢山加えられています。
これでは決して痩せないですよね。
そして、こうしたマクロビスイーツを食べると、腎臓が詰まるため、代謝が悪くなり、痩せなくなる。
毒素を体外に出しにくくなってしまうのです。
痩せない原因５：マクロビをちゃんとやろうとしすぎて痩せない
上記のような陽性食を取り入れた古いマクロビを、ちゃんとやろうとしすぎると、さて、どうなるでしょうか。
もう、わかりますよね。
……ガチガチの陽性体質になってしまいます。
ものすごく痩せて干からび体質になるか、全く痩せずにガチガチの固太り体質が悪化するか、二択になってしまうのです。
古い考えに縛られ、厳格にマクロビをやればやるほど、痩せない体になっていくのです。
痩せない原因６：マクロビ＋動物性で痩せない
また、普段マクロビで玄米を食べている人が、「やっぱり動物性も必要なのかな……」と思ってしまったり、「たまに少しなら大丈夫」と思ったりして、ときどき魚や卵を食べたりしている場合。
これは玄米に動物性という非常に負担のかかる陽性な食べ方ですから、明らかに体に悪いですし、ますます痩せない体質を強くしている食べ方です。
そういう極陽性な食べ方をしていると、今度は反対に極陰性の甘いものが欲しくなってしまうのです。
そこで上記の『痩せない原因４』、マクロビスイーツの過食になることが多いです。
これは自分の意志では止められません。体が暴走状態になってしまうからです。
食事を正し、改善していく必要があります。
そもそも間違ったマクロビをやっていて、体から意識が離れており、正しい知識が無いために、不安になってしまうのです。
マクロビで痩せない原因から脱するには
答えはシンプルです。
痩せない原因１～６は、間違っているのですから、発想の転換をすればいいのです。
上記に書いたことの逆をやれば脱することができます。
つまり、マクロビを正しく実行し、停滞しない、スムーズに循環する太りにくい体質を作ることですね。
書くのは簡単ですが、どんな人も、決して不可能ではありません。
あなたのがんばり次第なのです。
しかしいくらヤル気があっても、学ぶ内容や努力の方向を間違えてしまっていては、本末転倒ですよね。
正しいマクロビを学び、スッキリ健康に痩せて、楽しい生活を手に入れましょう。
