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西野椰季子のサイト

【花粉症対策のためにやるべき5つの大切なこと】

鼻水、くしゃみが止まらず、鼻が詰まって苦しい、目が痒くて開けられない……
ひどくなると、睡眠不足や頭痛、くしゃみのしすぎで肋骨骨折にもなってしまいます。
そんなつらい花粉症を改善するための方法を、5つのポイントで解説します。

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つらい花粉症を改善する方法とは?

木々の芽が育ちだす、毎年3月ごろ。気温がじわじわと暖かくなってくると、私たち人間も細胞組織がゆるんで、今まで蓄積して体内に閉じこもっていた毒素が溶け出してきます。

眠気、だるさなど、春にありがちな症状が出ます。

そして花粉症の季節です。

私のところへご相談に来られる方々にも、花粉症のお悩みがとても多いです。

花粉症やアレルギーは年々、増加し続けていると聞きますし、実際に個人相談をしている中でもそのことを実感しています。

やはり、日常の食事内容の悪化が原因と思います。

花粉症の改善は、結局、日常の食を正すことによって免疫力を高める以外に方法はありません。

薬は、症状を抑えているだけにすぎず、かえって免疫力を低下させますし、副作用があり、決して根本的な改善にはなりません。

なぜ花粉症になるのか?

花粉の成分は、主に、たんぱく質。そして糖類(炭水化物)です。

花粉=たんぱく質と考えてみると、わかりやすいです。

つまり花粉症は、たんぱく質に対する過敏な反応なのです。
体内に毒素が大量に蓄積されているため、臓器に負担をかけ、血液がドロドロになるなどの理由で免疫力が低下し、そのため外から侵入するたんぱく質(花粉)に拒否反応を起こしてしまうのです。
簡単に言うと、体がオーバーワークになっている状態ですね。

私の著書『無塩食で体はこんなにラクになる』をお読みになったなら、もうお分かりと思います。
花粉症に限らず、アレルギー症状は、たんぱく質の過剰摂取が最も大きな原因なのです。

体はもうたんぱく質の分解ができなくなり、いっぱいいっぱいになって粘膜が弱っているところへ、花粉の飛散。
「もういりません」「これ以上たんぱく質は無理」と、拒絶反応が起こります。

出てからではもう遅い、とはコラム【知っておくべき『好転反応』のワナ】で書きましたが、花粉症対策としてこれだけはやりましょう、ということを今日はお伝えします。

花粉症対策のためにやるべき5つの大切なこと

1、まず「とにかくたんぱく質を徹底的に排除すること」です。
植物性のたんぱく質も良くないです。大豆や各種豆類、豆乳、豆腐、納豆、小豆、グルテン、大豆ミートなどですね。
ベジタリアンであっても、たんぱく質の摂り方には注意が必要です。

それと、意外な落とし穴が、玄米です。
玄米は、たんぱく質と脂質を多く含みます。
また、消化が悪いので、胃腸に負担をかけます。
アレルギーの人は、玄米を食べないほうが良いです。

2、次に「砂糖や甘味料を徹底的に排除すること」です。

砂糖やその他甘味料は、粘膜を弱め、免疫力を低下させてしまいます。
特に洋菓子は、乳製品などの動物性たんぱく質と砂糖と脂肪と炭水化物の組み合わせですから、当然ながらアレルギーを悪化させますね。
過去に、そういったものを沢山食べてきた人に、花粉症やアレルギーが出ていることが多いです。

3、「たんぱく質を分解するものを大量にとること」です。

主に野菜ですね。
料理としてはスープがおすすめです。
胃腸にやさしい状態で野菜をしっかり食べましょう。

たんぱく質を分解するものとしては、春野菜、山菜、香味野菜なども非常に有効です。

4、「水分をしっかりとること」

マクロビの陰陽で、必ずといっていいほど間違えるのが、ここです。
例えば、「鼻水が出ているから陰性だ、水分を控えよう」という解釈です。これは間違いです。
鼻水は、たんぱく質の毒が出ているのです。
そして、上記にも書きましたように、臓器が疲れ、免疫力が低下している状態ですから、ドロドロ血液を何とかしてサラサラ血液にもっていかなければなりません。
汚れたドロドロ血液を解消するためにも、水分はしっかりとることが重要です。

5、「塩分を控える」

減塩にしましょう。
塩分もまた、摂りすぎると、免疫力を低下させてしまいます。
そして、血液の流れを悪くし、ドロドロ汚れを悪化させてしまいます。

花粉症対策で最も大切なこと

以上の5点を注意して、花粉症が改善された人がたくさんいます。
数年後には、もう薬を使わなくても、マスクなしで外に出られるかもしれません。

他にもまだまだ細かい注意事項が沢山あるのですが、ここでは書ききれません。
大まかに上記の5つのことが、とても重要なことなので、ここでお伝えしておきます。

もちろん、年間を通して、日々の食を正すことが最も大切なことです。

しかし、何をどのくらい食べたり飲んだり、塩分をどのくらいにすればいいかということは、その体の状態や食事内容を分析していかなければ分からないことです。

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