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西野椰季子のサイト

【マクロビで五月病になってしまう原因とは?】

五月になると、体の不調を感じるようになったり、あるいは精神的に辛くなる。
前向きに考えられない。
もうやっていけないのでは……
などと、ネガティヴな感じになりがちです。
その症状は、五月病かも?

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マクロビでも五月病になるケースは多い

GWの連休後、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼んでいますよね。
初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられます。

これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。
五月病は、主にストレスがその引き金となるケースが多いです。
進学や就職、転居などで新しい環境に変わる人が多い新年度は、特にストレスが溜まりやすい時期なのです。
五月病は病院などで使われる正式な病名ではないため、適応障害、うつ病、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不眠症といった診断になることがあるようです。

実は、マクロビを実践している人で、このような状態になってしまうケースは少なくありません。
私のところへご相談に来られる方のお話を聞いていると、むしろ多いように思います。
でもマクロビは、病気にならないようにと実践しているはずですよね。
なのになぜ、マクロビで五月病になってしまうのでしょうか?

マクロビでも五月病になってしまう原因とは?

マクロビでも五月病になってしまう最大の原因……

それは、体内に溜め込んだ<毒素>です。

冬に溜まった毒素、老廃物……。
溜まりに溜まって、なんとかして出たい。出したい。
そうしたいのはやまやまだけど、冬は寒かったり動きづらかったり等、溜め込みやすい季節です。

そして3月ごろからジワジワと、細胞活性化と共に毒素の処理が始まります。
花粉症の人は、さらにドロドロしてしまいます。

4月になると、気温がだんだん上昇します。
それに伴って体の細胞組織がゆるんでいくので、冬に溜め込んだ毒素が溶け出します。

同時に、新生活、新学期など、生活環境が大きく変化します。
最初は緊張しているし気合も入っているので、なんとか一ヶ月くらいは持ち堪えるでしょう。
しかし5月になり、一気に気温が上昇すると、萎縮していた体の細胞がさらにゆるみます。
すると、今まで抑え込まれていた毒素が一気に溶け出してくるのです。

ドーーーッと溶け出す毒素。

一気に溶け出してくるので、ここから対処しても間に合わないのです。
そのため体調不良になり、不快症状が色々と出てきます。

従来のマクロビでは治らない五月病

4月の間はなんとかごまかせていました。
しかし一ヶ月も経つと、体力は消耗します。
気合も続かなくなり、勢いで頑張れていたことがつらくなってきます。
そうこうするうちに、体は毒素に耐えられず、無理が来てしまうのです。

つらい。
……と思ったら、それは、今までのツケが回ってきたと思って下さい。

このツケとは、溜めに溜めた毒素のことです。

溜めに溜め、見ないふりをし、放置してきた毒素です。
それは、古くなって、固まり、代謝しにくくなっています。

ですからとてもやっかいなものです。
簡単には出て行ってくれません。

出ていこうとしていく時、毒素は血液中に溶け出します。
その時には遅いのです。
そして、従来のマクロビの対処法では毒素の対応ができません。
そのため、五月病の不快症状がなかなか治らなくなったり、さらに悪化してしまったりするのです。

不快症状がなかなか治らないと、心もつらくなっていきますよね。
心がつらくなると、体にも影響が出ます。
体がつらくなると、心にも影響が出ます。
体と心は、相互関係にあります。常に影響し合っているのです。

マクロビをやっていても、食事内容や生活習慣が間違っていたら、五月病になり得るのです。

体調を崩し、疲れやすくなり、精神状態が悪くなります。
ドロドロ血による、良くない思考、うつ状態……etc.

これが、“五月病”と言われる状態です。

マクロビで五月病にならないための対策

そして毒素の対処をせずに、放置したまま梅雨に突入します。
すると湿気と冷えによって、さらに体調が悪化してしまいます。

過去に出て、治っていたはずの症状までぶりかえすことすら、あります。

さらに、この状態で気温が上がり、夏になっていくと、ドロドロ血液のまま、気温の上昇、高湿度、強い日射など、体にとってキツイ条件が加わります。
熱中症、夏バテ、夏太りまたは夏痩せの原因となります。

ただでさえキツイのに、対処が間違っていたら、悪化する確率は跳ね上がります。

このような事態にならないためには、事前の対策が必要となります。
毒素を放置しては、いけないのです。

日ごろから溜めない工夫と、正しい対処法を学んでおくことが大切ですね。

ポイントは「毒素を溜めないこと」です。

五月病になってからでも、改善することは可能です。
でも、それだと根本的な原因を見逃さず、五月病にならないための対策が大切なことです。

食事を変えることで、この問題は解決します。
そして、マクロビのやり方の間違いを発見し修正することが、何より大切なことです。

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