【何をやっても痩せない固太りの50代女性が3週間で-4kg減!】
ダイエット希望の50代女性Sさんは、何をやっても痩せない固太りということでお悩みでした。
それがなんと、私のところへご相談に来られ、3週間で-4kg減量することができたのです!
ではなぜ、Sさんは何をやっても痩せなかったのに、短期間でダイエットすることができたのか?について、解説していきます。
▼動画で視聴したい場合はこちらから
目次
何をやっても痩せない固太り体質と増えていく不快症状はなぜ?
Sさんは、高血圧や腰痛、ダイエットにお悩みでした。
小さなことでイライラしやすくなり、睡眠障害、夜間頻尿になり、鼻づまりや声の枯れ、体も胃も毎日重い。
一番のお悩みは固太りになってしまったこと。
そして食後に毎回必ず甘い物が欲しくなり、どうしてもお菓子を食べてしまうのです。
どんどん体重が増え、痩せにくくなってしまいました。
エクササイズ、マクロビ、サプリメント、フルーツ断食、……何をやっても、痩せなかったそうです。
ジムにも数年間通いましたが、まったく効果を得られないどころか、腰痛がむしろ悪化してしまい、さらに手の湿疹も出てしまいました。
実は、このような固太りの方は、ジム通いやダンス、ランニングなどの激しい運動は、しない方が良いのです。
ドンドン運動をしたほうが代謝が良くなるし痩せるのではと思いがちですが、そう単純ではないのです。
まず、正しい食事をしつつ、柔軟性のある体作りをして、バランスよく全体を整え、循環を良くして、毒素の代謝がきちんとできるようにしていかなければいけません。
その前に運動をやり過ぎてしまうと、毒を溜めたままでますます体の組織を固くし、毒素を溜め込むことになってしまうのです。
なので、どんどん固太りが進行していってしまうということになります。
何をやっても痩せない固太り体質を悪化させてしまうマクロビ
Sさんは約十年前、40代ごろから動物性食品が食べられなくなったそうです。
これは、もうそれまで食べ過ぎて体に毒素が溜まりすぎ、これ以上入らない、処理できないといった、体が受け付けなくなった状態です。
そこでマクロビをやってみたのですが、玄米とごま塩、きんぴらなどの組み合わせしか無い、陰陽が分からない、楽しくない、などの理由で、数ヶ月でやめてしまったそうです。
Sさんの体格や体質、今お困りの症状と、過去に食べていた食べ物などを総合的に見た場合、かなり陽性体質であることがわかりました。子供の頃からタンパク質過多、塩分過多だったのです。そのような体で、塩分と穀類の多いマクロビをやって運動をしたら、ドンドン固太りになってしまいます。
このような方に、玄米とごま塩、きんぴらなどは、体に合うどころか、逆効果です。
Sさんがマクロビを、全く続けられないと数ヶ月でやめてしまったのは、当然のことだったのです。
それと、メンタル面にも問題が生じました。これはわりとありがちなことなのですが、Sさんは、マクロビが続かなかったことを自己否定感に結びつけてしまいました。
マクロビすらちゃんと出来ないんだから、痩せられるわけがない……。という感じです。
体はどんどんつらくなっていきます。
健康になって痩せるためにマクロビを始めたのに、なぜ続かないのだろう……。不安はつのる一方だったそうです。
そんな時Sさんは、書店で拙著『無塩食で体はこんなにラクになる』を見つけ、読んだところ、今まで抱いていたマクロビに対する多くの疑問に、とても納得のいく形で答えが出されていると感じられたそうです。
そして、すぐに個人相談へ申し込まれました。
3週間の個人相談を始めて、食事内容を修正し、日々、体がラクになっていくのを実感できてきたSさん。
私がご指導させていただいている内容は、本当のマクロビオティックです。それは、体からきちんと考えていくという現実的で実践的なものです。そのため、しっかりした効果が得られるのです。
マクロビが続かず固太りになってしまう原因
Sさんがなぜマクロビを続けられず固太りになり症状が悪化した原因について解説します。
①陰陽が分からなかった
マクロビと言えば陰陽。
陰陽を勉強しなければならないと、思い込まされがちです。
しかし、陰陽の勉強はしない方がよいです。ほとんどの方が、これでつまづき、道を誤ります。
それよりも重要なのは、体内に溜まっている『毒素』とその処理についての理解なのです。
②とにかく玄米を食べる
なぜか『マクロビ=玄米』だと、皆さん思い込まされているのですが、実はこれは痩せない原因であり、固太りに確実になっていきますから要注意です。
玄米が食べられないと、何が何でも食べられるようにと指導する所もあると聞きます。
玄米を受け付けなくなった場合、「なぜマクロビを続けられないのだろう?」と不安になりますし、玄米を食べられないことに罪悪感すら抱いてしまう人もいます。
健康になってはいけないのだという自己否定にさえつながってしまうのです。
玄米が食べられるか食べられないかで判断するのも、間違いだということを覚えておいてください。
というよりも、現代人に玄米は合わないので、食べない方が良いです。
③煮物やきんぴらなど、料理に飽きてしまう
これは野菜の種類や量が少ないことが主な原因です。
ダイエットしたいなら、代謝力を上げ、どんどん老廃物を出していかなければなりません。
それなのに、ナス科はダメ、陽性の根菜類を食べ、味付けはしっかり濃いめにすると、毒素の代謝がしづらい食事内容になっていきます。
従来のマクロビは、こうした野菜の制限があり、食べていいとされるものが根菜や穀類に偏っているので、このような食事をすることで体の陰陽バランスが悪くなり、Sさんのように毒素が溜まった体には、野菜を沢山必要です。野菜が少ないと、体内毒素が代謝できないので、柔軟性がなくなり、体を固くしていくのです。
④水分が少ない
マクロビでは水分を控えるよう指導されてしまいますが、水分を控えると体にとても良くないのです。例えば、代謝が悪い、毒素を溜め込む体になってしまいます。
腰痛が悪化します。
水分不足で運動するので、どんどん体が硬化していきますから、固太りになっていってしまうのです。
⑤塩分が多い
従来マクロビでは塩を積極的に摂るように勧めています。
玄米を炊く時もしっかり塩を入れるように教えられたり、煮物なども醤油をたくさん入れるようなレシピです。
毎日梅醤番茶を飲んでいるという人も、少なくないですね。恐ろしいことなのですが…。
塩分が多いと、食欲が増して過食になりやすくなります。
陽性過多になるので、甘いもの欲求が止まらなくなってしまいます。
体をガチガチに硬くしていくため、その結果、固太りがどんどん進行していくということになります。
むくみやすいのも、塩分が原因であることが多いですね。
正しいマクロビ食事法で固太り解消!3週間で-4kgダイエット成功
私の3週間の個人相談では、食事内容や食べ方飲み方について、細かく修正していきます。
アドバイスを実行していただいて、体がどうなっていくかの経過を観察し、確認していくと、少しずつ体が変わっていくことが分かります。
Sさんは今までのマクロビのやり方が合っていなかったから、痩せられなかったし、続かなかったのだということを理解され、とても安心していました。
Sさんは限定サイト内のレシピの内容に驚かれ、大変喜ばれていました。
そのことがやる気につながり、毎日たくさん野菜料理を作って食べ、どんどん体が良くなっていくことを実感されていました。
料理は苦手なんですというSさんも、サイト内のレシピは簡単ですぐに作れたということでした。
3週間を終えられて、Sさんは-4kgのダイエットに成功しました。
それまで何をしても痩せられなかった上、食後必ず食べていたお菓子をやめられないと思っていたのに、です。
減塩野菜料理を楽しく作って食べる日々に、お菓子は必要なくなりました。
Sさん、良かったですね!
このように、正しい内容のマクロビを実行することで、体は良い状態となり、適正体重になることが可能なのです。
安心感を得られるので、心も落ち着きます。
Sさんは3週間で習得したやり方をこれからも続けていくことで、どんどん体が軽くなっていくことでしょう。