【穀類が多すぎて体調不良…そしてマクロビ挫折】
オンライン個人相談を修了された方のご感想を紹介します。
3週間でダイエット-5kg減に成功
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もう少し痩せたかったですが、旅行なども重なり、欲望に負けてしまった結果、
満足したとは言えませんが、それは自分のせいなので個人相談自体には満足しています。
最終的には-3kgでしたが、一時的には-5kgほど減っていました。
無塩食ということで、塩気のない料理だと思ったので果たしてやっていけるのか不安でしたが、全く問題ありませんでした。
無塩食料理は、はっきり言って美味しいです。
素材の味を活かし、手を加え過ぎない料理は、食べるとほっとして、とても美味しかったです。
特にスープがどれも美味しく、しかも簡単なので嬉しかったです。
料理の腕が上がった気がしました。
3週間の指導内容はとてもわかりやすかったです。
わからないところは質問すればすぐにメールで回答があり、その場で解消できたのがとても良かったです。
食べたもので体は作られているということを、身を持って学ぶことができました。
また、料理は無塩でも素材の味を引き出す調理をすれば、とても美味しくなることがわかりました。
(匿名希望様・二十代女性)
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ご感想、ありがとうございました!
過食とむくみの原因は間違いマクロビ
この方は小さなお子さんの子育て真っ最中。
しかもお仕事をしながらの受講でした。
過食がやめられず、過去にマクロビオティックを実践していたけれども、
途中から体調が悪くなったため、このオンライン個人相談に申し込まれたそうです。
また、むくみやすい体質で、以前自己流でちょっとだけ無塩をやってみたところ解消されたこともあってその効果を実感されており、しっかりと無塩食を習得されたいとのことでした。
まさしく、間違いマクロビで挫折してしまった方だったのです。
しかし色々な野菜を料理をするようにして、たくさん野菜を食べ、少しずつ改善されていきました。
このまま間違えずに続けていけば、-5kgを維持できるだけではなく、もっと減らして理想体重に近づけると思います。
お子さんも一緒に無塩食を美味しいと言って食べてくれたということで、ダイエットの他にもうれしい効果がありました。
マクロビでも過食やリバウンドになる原因
この方は最初、昼食を摂っていなかったので、どうしてなのか尋ねたら、
昼を食べると夕方浮遊感(ぽわーとふわふわしているような感じ)と無力感を感じたため、調子が悪かったからです。
昼を抜いたところそういった症状がなくなったので続けていました。
以前のお弁当は8cm×15cmくらいの大きさにご飯:おかず(野菜)=6:4でした。
とのことでした。
まず、穀類が多すぎたのです。
そして、昼食を抜いただけでは、一時的に気になる症状がなくなっても、過食や体重増加など、その他の問題が解決しません。
これは、表面的なことがごく一時的になくなったに過ぎません。ですから、必ずリバウンドしたり、さらに新たな問題が発生するのです。
穀類を6割にするべきという間違った理論でマクロビを実行してしまい、かえって悪化。
同じような方が、沢山いらっしゃるのではと思います。
つまり、昼食を摂る摂らないではなく、食事内容に問題があったわけですね。
アドバイスに沿って食事内容を変えていったところ、むくみは減り、食欲も安定して、体重も徐々に減っていきました。
もちろん、単純に穀類を減らしただけでは、問題は解決しません。
塩分量や、野菜の種類や調理法、分量などなども、詳細に検証し、変えていったのです。
穀類が多すぎて問題になっているケースは、本当に多いですね。
穀類を食べれば大丈夫といった食事のやり方は、現代にはもう当てはまらなくなってきています。
塩分が多いと米が多くなってしまう問題
拙著『無塩食で体はこんなにラクになる』にも書かせていただきましたが、
米がやめられないということは、第一の原因として塩分が多いということです。
根本的に塩分調整と食事を修正し、そして身体をリセットする必要があるのです。
無塩食を始めると、隠れていた多くの問題に気付かれます。
普段は表面化していないものが、出ようとして表れてくるわけです。
出さないでそのままにしておいたら、一体、いつどうなってしまうのでしょうか・・・。
マクロビオティックは、原則や理論から入る場合が多く、そのために間違いが起こります。
やはり体調から、つまりその人がどういう状態であるかを確認すること。
次に、その身体について何をすべきか?が重要なのです。
人は変わることができます。
人生を変えることができます。
食べ物によって、食べ方によって。