体が喜ぶおせち料理。
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
元旦というとおせち料理。
日本の伝統ではありますが、時代とともにその取り入れ方はずいぶん変わってきているようです。
この件について実践しつつ独自に考察を深めているここ数年ですが、実に色々なことがわかってきます。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、食に関してもそれは同じです。
その人の一年の在り方や意味が、食事にも表されていくと思うのです。
私自身、自分と家族にとってのおせち料理の内容というか考え方について、ここ数年でずいぶん整理されてきました。
だんだんとスッキリしつつあります。
実際まだまだ試行錯誤の部分も大いにありますし、これからも考察を深めていきたいと思っています。
基本的な考え方の方向性としては、食べ物は、その時の体に合わせて作り食べること。
これは決して、はずしてはいけないことだと思います。
元旦は、その人の人生の節目であり新たな始まりです。
その時の体は、本質的に何を必要としているのか?
・・・と、そんな風に考えてみると、自然と答えに導かれるのではと思います。
汁物は、出汁に時間をかけて丁寧に作りました。
小さな大根が可愛くて、出汁で煮ました。
手前の水引の飾りは、娘が製作しました。
大根も水引も、小さいけれど存在感があります。
素材は吟味して、複数の場所で入手しました。
年を重ねているうちに、この素材はここで、という感じにだんだんと煮詰まって決まっていくものです。
何事においても言えることではありますが、積み重ねていくことで、ヴァージョンアップされていくのが楽しいですね。
いつもは行かないちょっと遠くの花屋さんに行ったら、色とりどりの菊がいっぱいで、迷ってしまいました。
控え目の色を選んでみました。