【玄米食と塩分で悪化してしまった不眠症と便秘が３週間で改善した】
個人相談を受講され、３週間で不眠症と便秘が改善したＭさんの体験談をご紹介します。
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玄米食と塩分で不眠症と便秘になった
Ｍさんは３９歳女性です。
薬を飲まなければならないほどの不眠症や便秘、摂食障害などの、たくさんの不快症状に悩まされていました。
薬がなくても眠れるようになる。薬がなくても便秘にならないようになる。
この２つを目標に、個人相談に来られました。
マクロビは１年半ほどで、料理教室に通って勉強されているということでした。
痩せ型で冷え症、便秘が重く、生理も薬を飲まないと来ないというＭさん。
自律神経失調症と診断されたこともあったというのですが、どのように改善すればいいのか分からないとお困りでした。
また過食と食欲不振を繰り返しており、食生活が乱れていることにもお悩みでした。
長年溜め込んだ毒素を、３週間でスッキリ全て解消、というには明らかに無理があります。
しかしこの３週間には、その後の人生に大きな変化をもたらすようなことが起こります。
玄米食をやめたら不眠症と便秘の薬をやめられた
Ｍさんに詳しくお話を聞いていくと、「薬を飲まないと全然眠れないのです」とおっしゃるので驚きましたが、その原因や今までの経過をよく聞いてみると、「ああ、なるほど」と納得しました。
Ｍさんの不眠症と便秘が悪化したのは、玄米を食べたことが原因だったのです。
私のところに来られる前に受けた食事指導の内容は、いわゆる『玄米食』。
その指導のとおりに玄米を食べ始めたところ、薬を飲まないと眠れないほどの不眠症となってしまったというのです。
しかしそんなＭさんが、玄米食をやめ塩分調整の食事改善をしたところ、３週間の間に薬なしで排便できるようになり、そして薬なしで眠れるようになったのです。
「もう一生、薬を手放せないのかと思っていました……。」とＭさんは驚かれていました。
３週間の個人指導後もＭさんは長期サポートを受けられているのですが、便秘薬や睡眠薬をスッパリとやめることができ、今は薬に全く頼らずに順調に回復されています。
もちろん、薬の問題以前の、体質改善もしていかなければなりませんから、まだまだ時間はかかりますが、どんどん良い方向に向かっています。
玄米食を間違って指導されてしまい不眠症が悪化
マクロビ教室で「塩分や玄米は体にとって必要不可欠」「椎茸スープはあまり良くない」と教わったＭさん。
この指導は、陰陽を間違って教えています。
そしてこのような陰陽の間違いは、今も相変わらず蔓延しているようです。
簡単に言っておくと、Ｍさんは元々かなりの陽性体質で、間違った指導を受けたためさらに陽性になり、偏りすぎてしまったのです。
Ｍさんも、個人相談やり始めは大変でした。
間違って教わってきたマクロビの情報を、ひとつひとつ、頭の中から排除しなければならないからです。
ですからＭさんへの日々のアドバイスは、「やめて大丈夫ですよ」とか、「教室で習ったことは忘れて下さい」をひたすら繰り返していました。
私の個人相談を初めて受けられる方は、そのようにして、過去に刷り込まれた間違い情報を頭から抜いていく作業をコツコツやっていくことになります。
これについては、根気よく修正をかけていきます。
人は、最初に脳に入ってしまった情報を信じてしまうのです。
たとえそれが、間違った情報であってもですね。
皆さん、どこがどのように間違っているのかを詳しく説明すると、安心され、また、修正したことで体が快方へと変化していくので、その『体感』によって、納得されるようです。
まさに、体が答えをくれるのです。
真実を知り、そして理解するためには、言葉や文章の説明では限界があります。
実際に体験してみなければ、それは腑に落ちていかないのです。
そこで初めて『体と向き合う』という、命にとって最も大切なことができるようになります。
塩分と玄米食でなぜ不眠症が悪化したのか？
まとめると、Ｍさんの不眠症や便秘が悪化してしまった原因は、主に以下の２点です。
・塩分過多
・間違った指導によるマクロビ玄米食
Ｍさんの体質に合っておらず、過食や食欲不振も追加となり、臓器に多大な負担をかけてしまったことが大きいと考えます。
なので、玄米食をやめて減塩にしたことで、かなりの改善が見られたのです。
不眠症も便秘も、自律神経が重要な働きをしています。
玄米と塩分によって臓器に負担をかけたため、血液循環が悪くなり、その結果として自律神経が乱れてしまったのです。
自律神経を整える方法はいくつかありますが、最も重要なことは『きれいな血液を循環させること』です。
きれいな血液を作るために大切なことは、毎日の食事なのです。
そして毒素の問題についてや、デトックスの本質的なことについて理解することが、大切ですね。
Ｍさんが体感された、「次の日も体が重くならない」というのが、＜体が喜んでいる＞状態ですね。
それは記憶に残り続けます。体は、嬉しかったことを記憶するのです。
その体が喜んだ記憶を芯に持って、間違えずに進んでいけば、もうブレることはありません。
Ｍさん、不眠症と便秘が改善し、本当に良かったですね。
