【50代からも健康で楽しく過ごすための食事とは?】
あなたは、ご自身の1年後、5年後……10年後の自分自身について、考えてみるときはありますか?
目次
50代からの人生を健康で楽しく過ごしたい
49歳女性のIさんは、極度の冷え症で疲れやすく、動悸、息切れ、肩こり、胃の不調がありました。
さらにお悩みだったのは、ちょっとしたことですぐイライラしてしまい、神経過敏でストレスを感じやすい自分が嫌でたまらないこと。
緊張しやすく、毎日楽しくなくて、少し動いただけで疲れてしまい、何かというと座りたくなってしまうのです。
また、目の疾患があり、薬を常用されておりました。
詳しいことは省略しますが、この方は肝臓と腎臓が非常に疲れており、免疫力が低下していました。
それによって、精神面への影響が非常に大きく出ていました。
そんなIさんですが、50歳を目前にし、これからの人生を楽しく健康に過ごしたいという思いがあって、ご相談に来られました。
50代からも健康で楽しく過ごしたい!
楽しく元気な50代になりたい。
Iさんのように、将来的な目標設定をされてお申込みされる方は、とても多いです。
将来の目標設定をしてから取り組むと、結果が出やすいですね。
目標設定が無かったり、曖昧だったりすると、結果が出にくかったり、ある程度良くなっても行き詰まったりすることが多くなります。
ところが、目標といっても、最初は「よく分からない……」という場合もあります。
その場合は、私と相談しながらご一緒に考えることも多いです。
自分がどうなりたいのか、デトックスしながらだんだんと分かっていくこともあります。
面白いことに、途中から目標が変わることもあるのです。
それは、体と心の変化によって、変わっていくものなのです。
50代を不健康にしてしまう食事とは?~マクロビの間違い
健康になりたいということでマクロビを始める人は多いですが、ここに大きな罠があります。
初心者の人や、真面目な人ほど陥りやすい罠です。
早速Iさんの食事内容から分析していくと、健康に良いと思って食べていたものが、実は体調不良に繋がっていることがよくうかがえました。
マクロビ経験は無しですが、一般的な肉食に玄米を毎日食べるという生活でした。
なので、玄米はやめるようアドバイスしました。
三年番茶も毎日飲んでおり、ゴマも沢山摂れば体に良いと思われていたようで、控えるようアドバイスしました。
間違ったマクロビ情報を取り入れようとして、かなり無理をされていたようです。
しかし通常のマクロビレシピでは塩分が強すぎて口に合わないということでした。
このように、体調不良からマクロビをしたくて、取り入れてみるけれども、口に合わないとか、体に合わないという人は、本当に多いですね。
そして、体に良いのだからと信じて、無理矢理続けてしまうと、体がどんどんおかしくなってしまいます。
Iさんも、とても真面目な性格の方で、一生懸命きちんと頑張ってやろうという気持ちが強く、そのため益々混乱されて不安に陥っていたのです。
イライラやストレスを感じやすいのはIさんのせいではなく、間違ったマクロビのせいだったのです!
また、情報の混乱により、問題と、問題でない正しいことの判断、判別が、できなくなってしまいます。
そういう時に、正しくアドバイスを受け、情報と思考の整理をしていくことが大切ですね。
自分自身のために取り組んだはずの目標がよくわからなくなってしまうのも、間違った方法でやってしまうからというケースが多いです。
50代からも健康で楽しく過ごせる食事に
緊張すると体が萎縮してしまい、食欲減退になってしまうIさんでしたが、料理は苦手ではなく、ご家族と一緒に、私の提案するレシピを楽しんで過ごされました。
そうするうちに、少しずつ減塩菜食にも慣れていきました。
年齢的にも、溜まっていた毒素がいろいろと溶け出して来ているようで、体の不調にそのサインが表れていたんですね。
ご自身で感じていた体の不快感、不調というのは、体の声の一部と考えるとよいですね。
そうすると、とても分かりやすいですね。
あとは、体が心地よいようにと、食事を変えていけば良いのです。
Iさんは、アドバイスをしっかり実行していただいたこともあって、短期間で、症状は驚くほど軽減しました。
3週間が終わる頃には、最も気になっていた、手や背中のしびれ、違和感は、ほとんどなくなっていたのです。
体も軽くなり、気持ちよく過ごせるようになったと、嬉しいご報告をいただきました。
健康で楽しい50代になるための秘訣
目標がなかなか決められない、目標が分からない。。。
自分自身のことなのに、なぜ、このように分からなくなってしまうのでしょうか?
人は意外なことに、自分の本当の心を隠して生活していることが多いからなのです。
目標というのは、実は自分自身のあるべき姿が反映されたものなのです。
それが分かってくると、今、何をすべきかという優先順位が明確になりますし、今やっていることの意味もよく分かるようになるので、安心感が得られるのです。
なかなかすぐには見えて来ない人もいますが、詳しくやりとりを重ねていくと、必ず分かっていくものなのです。
Iさんが、ちょうどこの年齢でご相談に来られたのは、本当によいタイミングだったなあ……と思います。
そして、目標設定の大切さを、あらためて考えさせられた、Iさんとの3週間でした。
目標設定とともに大切なのは、そこへ行くための道すじです。
目標を設定しても、そこに行くための道を間違ってしまうと、永遠にたどり着けませんよね。
間違った道に気づき、早い段階で正しい道に直していくことが、安全で確実、しかも近道ですね。