【３週間で夫婦のアレルギー体質と過食が劇的に改善した理由とは？】
３週間でアレルギー症状を改善されたご夫婦をご紹介します。
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目次
アレルギー体質で過食や別々の症状を抱えた夫婦
Ｆさんは、アレルギー体質の５２歳女性。そして、ご主人もまたアレルギー体質でした。
おふたりの症状、体質は異なっており、アレルギーの出方も、反応が起きるものも、別々。
アレルギー症状は、体のあちこちの肌荒れ、カサカサ、かゆみ、それから鼻炎や、花粉症などです。
なので、食事は別々に分けて作っている状態。
さらにＦさんは、パンの過食に悩んでいました。
この過食さえ無くなれば……と思いながらも、食べても食べてもパンをやめられないことに苦しんでいたのです。
マクロビでアレルギー体質と過食が悪化
アレルギー体質と過食を改善しようと、マクロビを勉強し始めたＦさん。
いわゆる”基本食”と、何か少し現代風にアレンジした内容のマクロビでした。
玄米を食べ、ジャガイモやナスやトマトを避ける、といったいわゆる陽性信仰の部分が残ったままの、間違ったマクロビの知識を教わってしまったようです。
それが元で、さらにご夫婦の食べて良いものと悪いものが分からなくなってしまい、ますます混乱してしまったそうです。
花粉症の原因について解説したコラムでも書きましたが、玄米はタンパク質や油が多いので、アレルギー体質には不向きです。
Ｆさんは美味しくなかったということもあり、早い段階で玄米をやめられていたので良かったです。
Ｆさんご夫婦の食生活は、今まで大きな流れとしては間違っていなかったのですが、大切な部分が見えなくなってしまっていました。
体内の毒素についての考え方です。
ここが欠落していると、何をやっても堂々巡りになります。
アレルギー体質の根本的な原因とは
理論や法則に体を当てはめるのでなく、体が今、どうなっているのかを確認し、それに合わせた食事をしない限り、問題は解決できず、混乱していくばかりになってしまうのです。
体が今、どうなっているのか？――つまり、アレルギー症状が出ている状態ですね。
それが何を意味するのか？といえば、『毒素の溜まっている体』です。
アレルギーというのは、それがどういう出方としていても、体内に蓄積している毒素が原因であり、それは主にタンパク質の過剰摂取と、分解しにくいものを沢山食べた結果なのです。
ですからこれらを溶かし、体外へ出してやれば、自然に治っていくのです。
単に出すといっても、なかなか上手く行かなかったり、内臓が弱っている場合には危険を伴うこともあるので、詳しく状態を確認しながら、何が今出ていて、どうやってそれを処理するか？ということを、考える必要があります。
マクロビで治らなかったアレルギー体質と過食が一週間で改善
日ごろ、料理はよくされるＦさんなので、ひとつずつ修正を加えていくと、体の状態はみるみる良くなっていきました。
「いつの間にか治っていました」というご報告が、毎日増えていきました。
肩こりや、皮膚の荒れ、カサカサ肌、冷えなどが、気がつくといつの間にか治っていた、消えていたということでした。
肌のかゆみも１週間ほどでかなり軽減し、部分的には消失したものもありました。
ご主人からＦさんを見ても、肌の色が良くなり、ずいぶん以前と違って良い感じになっている！と驚かれたそうです。
そして今まで、別々の食事をしていたご主人も一緒に『同じ野菜料理』を食べることができ、「何を食べても美味しい！」と大喜びでした。
これは本当に、とても大切なことですね。
あんなに悩んでいたパンの過食も、すっかり無くなりました。
Ｆさんは、間違いマクロビとはいえ、６年間ほど動物性をやめてマクロビをされていたことが、ちょっと修正をかけた時の効果が非常に早く出ることにつながったと思います。
しかし今後進めていくと、奥からさらに古い毒素が出てきますので、慎重にやっていかなければなりません。
３週間で２人のアレルギー体質とか食が劇的に良くなった理由
Ｆさんご夫婦は、３週間で順調にアレルギー体質を改善されていきました。
お二人に早期に効果が出た理由は、６年間動物性を摂らず、外食もほとんどせず、自宅で料理をしていたこと。
それから、玄米を食べすぎずに済んだこと。早い段階で玄米が合わないことに気づき、やめていたことが、とても良かったと思います。
マクロビを何年もやっている人でも、外食ばかりしていたり、料理をほとんどしなかったり、あるいは塩分が多すぎたり、穀類ばかりになったり、三食玄米など、著しく食事内容が悪いと、良くないどころか逆効果、悪化につながります。
そして、アドバイスをしっかり読みとり、その内容について理解するよう努め、できるだけ正確に実行していくこと。
ご家族がとても協力的であること。
などです。
目標設定が明確であることと、その目標に向けて前向きに素直に実行することが、結果につながります。
そして、今どうなっているのか、今、何を優先していくのかといった、シンプルな思考が大切ですね。
