【3年続けたマクロビをやめてしまった理由】
マクロビを3年、5年、がんばって続けたけれど、
体はちっとも良くならない。
治らないからやめてしまった。
やってもやらなくても、体は治らないんだ。
もうマクロビなんかやりたくない。
―――体が良くならないのは本当に『マクロビ』のせいでしょうか?
目次
マクロビが続かないのはなぜ?
実は、私のところへ相談に来る方々の中に、
「マクロビは○年やっていたけど、やめました」
という人が、わりと多くいらっしゃいます。
そして、こんな風に言うのです。
「マクロビは、そう何年も続けられるものではないですよね」
「でもマクロビをやったら体調が良くなると思って……」
なにか変だな?と気付かれたでしょうか。
そう、ここには矛盾があるのです。
真相はこのようになっています。
「従来のマクロビは、そう何年も続けられるものではありませんよね」
「でも自分の体質に合ったマクロビを実践するのは、正しいこと」
どうでしょうか。
自分の体質に合っていないマクロビを無理やり実践していても、続けられないのは当たり前ですよね。
しかしあなたが「これをやれば改善できる」と感じた、その直感は正しいのです。
では、これからそのことについて、解説していきましょう。
マクロビをやめてしまった理由とは?
マクロビをやめた理由1:
美味しくない。
これは致命的です。
マクロビ料理というと……玄米にゴマ塩や鉄火味噌は定番です。
昆布、ひじきなどの海藻や、高野豆腐や切り干し大根などの乾物を多用。
ゴボウとニンジンのキンピラなど、根菜を使った味の濃い茶色の野菜料理。
体に良さそうなものを取り入れれば取り入れるほど、なぜか茶色くなっていく食卓。
一生懸命に料理教室へ通ってマクロビ料理を習っても、ご家族に美味しくないと言われて落ち込んでしまったり。
料理教室によって言っていることも違う。
味が濃くて驚いたという人もいれば、味が薄いマクロビを習ったという人もいます。
マクロビをやめた理由2:
我慢がつらい。
好きだったものが甘いものだったり、油っこいものや、塩からいものだったりしたら、それをやめるのは、体を治す上で重要なことです。
でも、マクロビでは我慢があまりにも多すぎる!
上記の「おいしくない」にも関連しますが、教わったマクロビ料理を守らなければいけないとか、食べてはいけないものが多すぎるとか、制限があることに対し、つらくなります。
それが心の重荷になっていうのです。
そしてマクロビのルールを守れないと、今度は罪悪感まで抱えるようになってしまいます。
マクロビをやめた理由3:
老けて見られる。
痩せたのはいいけど、ガリガリで不健康そうに見える。
美容健康のためにマクロビを始めたら、かえってシワやシミが増えてしまった。
というご相談も多いです。
髪の毛にツヤがなくなり、パサパサに。
顔の血色が悪くなったとか、全体的に浅黒くなったとか、黄色くなったとか。
声がガラガラになって、まるで老人のように見られてしまうなど、
若返って健康的になるどころか、むしろ老け込んで見えるようになってしまいます。
マクロビをやめてしまった理由4:
むしろ症状が悪化した。
元々持っている症状を改善したくてマクロビを始めたのに、むしろ悪化してしまった。
実は、このご相談が最も多いです。
マクロビやってもダメどころか、むしろ悪化するなんて「私の体には合ってないんだ……」と思ってしまいますよね。
以上の4つが、マクロビをやめてしまった主な理由です。
この中に当てはまる理由が無かった場合は、ぜひ無料相談フォームから教えてください。
マクロビを続けたいのに…起こりがちな問題
マクロビ料理を美味しく感じていたとしても、なんだかモヤモヤとして落ち着かない人もいます。
我慢がつらいなら、ゆるくやればいいと言う人もいます。
「なんとなく効果は出ている気がするから、私にはこのマクロビも玄米も合ってます」と言う人もいます。
でも、症状が悪化したり、別の症状が出てしまったりしたら、おかしいですよね。
さらに、ご家族に「美味しくない!もうやめて!」なんて言われたら……悲しくなってしまいますよね。
しかし、マクロビオティックとは禅の考えに基づき、心と体を整える食事法。
ムダを無くしリスクを減らした生き方の一つです。
やってみたい、と思ったあなたの直感は、正しいのです。
マクロビをやめてしまった理由4つの解説
さて、マクロビをやめてしまった理由4つについて、なぜなのか、私には明確に分かっています。
解説すると共に、改善策をお伝えしますね。
1.美味しくない
なぜマクロビ料理が美味しくないのか?
それは、あなたの体に合っていないからです。
じゃあ今までの肉魚卵たっぷりで塩分の多い食事と砂糖は体に合っていたのか?
それも違いますよね。なぜなら、そのせいで体を壊したのですから。
塩分、砂糖、炭水化物、油の多い食べものは、中毒性があります。だから体に悪いものと分かっていても、美味しく感じてしまうのです。
マクロビ料理でも美味しく感じたものがあったら、それも上記の4つの中毒性に当てはまっていないかどうか、確認する必要がありますね。
改善策は、自分の体に合った野菜料理を作って食べること。これだけです。簡単なようでいて、習得するにはコツがいります。
2.我慢がつらい
今まで大好きな食べものを食べている間は、一瞬満たされていたかもしれません。
しかし、実は何を食べても、本当の満足感は得られていなかったのではないでしょうか。
なぜ我慢がつらいのか?
それは、あなたの体に合ったものが適切に取り入れられていないからです。
改善策は、本当に体が欲している食べものを見つけること。体との対話を深め、思い込みを無くし、頭で食べることをやめることです。
3.老けて見られる
マクロビ料理は美容健康に良く、デトックスして生き生きと若返るはず……。
謳い文句はそうでも、始めたら真逆の効果になってしまった。
それは、もはや私たち現代人の体に合っていない、古い考え方のマクロビだからです。
しかも古いマクロビの教え方には、間違いが多く含まれています。
シミ、ソバカス、ホクロ、しわ、たるみ等の原因は、蓄積している古い毒素です。
声がガラガラになるのは、陽性過多の症状です。玄米や梅醤番茶などでさらにガラガラになってしまいます。
皮膚が黒くなるのは、腎臓が悪いためです。塩分や毒素を溜めこみすぎて、腎臓がとても疲れていることが表れています。
特に水分を控え、塩分を沢山摂るよう勧められた人に多い症状です。
改善策は、ただちに間違ったマクロビを修正することです。
4.むしろ症状が悪化した
マクロビを始めるきっかけは、何かを治したい、改善したいというきっかけであることが多いのではないでしょうか。
例えばアトピーや過食、不眠症、頭痛、腰痛、吹き出物、だるさ、食後の眠気、イライラや精神不安などですね。
しかしマクロビを始めたら、治したい症状がむしろ悪化してしまった。
これは、その症状を改善するための食事内容ではなかった、ということになります。
本当に改善するための食事とは、日々少しずつ体との対話を練習しながら、何が美味しくて美味しくないのか、他にも様々なことを分析しながらやっていくものなのです。
まとめると、全てマクロビのやり方が間違っていたことが原因だったわけですね。
今からでもまだ間に合います。
もう一度マクロビを、正しく取り入れてみましょう!
正しいマクロビの取り入れ方で気をつけること
まず体質に合った食べ方、飲み方を知ること。
『毒素』の理解を深めること。
この2点がとても重要です。
しかしこの2点は、一人でやろうとすると、とても大変です。
体質や刻々と変化していく体の状態に合わせながら食事内容を決めなければなりません。
体に合うものと合わないものの選び方は、経験と知識が必要です。
そして……ここが最も重要なポイントなのですが……
自分自身の問題点や修正するべき事は、自分では気づけないものなのです。
つまり、経験と正しい知識のあるアドバイザーのもとに、マンツーマンでしっかり細かくチェックしながら行うと、スムーズに問題解決できて、しかも安全です。
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