【なぜマクロビで悪化した過食が嘘のように止まったのか？】
貧血、冷え症、逆流性食道炎、頭痛、そして過食にお悩みの４２歳女性・いちごさん。
これらの症状を治したくてマクロビを学び始めたのですが、かえって過食と貧血が悪化してしまいました。
なぜマクロビで過食と貧血が悪化してしまったのでしょうか？
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なぜ過食がマクロビで悪化するのか？
いちごさんは、止まらない過食と、日常的に鉄剤を服用するほどの重い貧血に、悩む日々でした。
いちごさんは消化器系がとても悪いようでした。
マクロビを始めてから、穀類、芋類、豆類を食べ過ぎてしまったので、胃腸に負担がかかり続けてしまったのです。
まずは、芋類を減らし、穀類・豆類を中止し、胃腸を回復させることが最優先です。
胃腸と共に、腎臓、肝臓も弱っていました。
特に非常に胃が弱っており、水分の摂り方が足りていなかったため、体が萎縮・硬化していました。
疲れやすく、何をするにも億劫になってしまっていました。
マクロビで陰陽の間違いが過食を悪化させる
貧血の人はマクロビだと「陰性」だと言われがちです。
いちごさんもマクロビの教室や相談に行った際、陰性だと言われたり、別のところでは真逆の陽性だと言われ、混乱されていました。
冷え症があり、痩せていたりすると、だいたい陰性で虚弱な印象に決めつけられてしまうのですが、実はそれは間違いで、萎縮・硬化して細くなった血管にドロドロの血液が流れにくくなり、貧血状態になっていることがほとんどです。
なので血行が良くなれば改善します。
また、胃腸が悪いことで、きれいな血液が造られにくくなっていることや、消化吸収が適切にできない場合に栄養不良になってしまっていることも影響します。
しかも、いちごさんは、早食いでした。そのため逆流性食道炎になっていました。
もし陰性で虚弱な貧血体質の人だったら、過食や早食いには到底ならないのです。
ちなみに、ベジタリアンの場合は一般的な数値よりヘモグロビンが少なめになります。
すると病院に行くと必ず、「貧血気味です」というふうに言われてしまうことが多いようです。
ですので、数値だけでは貧血かどうかの判断はできません。常に、からだ全体を見ることが大切です。
ただ、血液の状態が悪い、ということは明らかです。
胃腸が悪い＝噛んでいない可能性が非常に高いということは、血液の状態を悪くしているということになります。
腸が治らないと、良い血液が作れません。集中しなければいけないのは「腸を治し、良い血液を作る」ことです。
そうすれば問題は解決します。ただし、腸の回復には数年かかることがあります。根気よくやっていく必要があるでしょう。
このように間違ったマクロビ知識が原因で、食事内容が間違っていたため、いちごさんは過食と貧血が悪化してしまったのです。
マクロビで悪化した過食が嘘のように止まった結果
個人相談に申し込まれたいちごさんは、アドバイスを受けながら食事内容の見直しを進めていきました。
すると、１５年前くらいから毎日常にあったという頭痛が、スーッと消えていったと言うのです。
「頭痛がないのは、こんなに楽なんだ、と実感しています。」
「いかに、今までの玄米菜食が、体に合っていない食事だったことが、今なら、はっきり分かります。」
さらに２週目になると、イライラもしなくなり、とても穏やかな毎日を過ごせていることに気付かれました。
「今まであんなにイライラしていたのは、何だったんだろう？と思います。」
「家族皆が、家で私が作る料理が好きになり、外食しなくなり、甘いお菓子もいつでも食べなくなり、私も料理を心から楽しんでおります。」
ということで、ご家族にまで良い影響が表れたそうです。
３週間の個人相談が終了した後に、いちごさんから頂いたご感想はこちらです！
悪化した過食と貧血の改善を目標としました。
初日から、無塩と減塩食にした途端、穀類と豆類を中止することができました。
今まで、自分ではどうしてもやめられなかった過食は、長年、本当に悩んでいたのが嘘のように、今でも全くありません。
１５年位前から、毎日のように頭痛や貧血、肩こり、腰痛、体全体の疲れやすさにも悩まされていましたが、すべて、自然になくなりました。頭も心も軽くなり、好きなことに挑戦できます。
自分で考えて、自分の体の声を聞いて、毎日楽しく料理ができるようになりました。自信を取り戻し、積極的に挑戦できるようになりました。
西野先生に食事の大切さを教えて頂き、自分の今までの食事の誤りを分かりやすく指摘してくださり、主体的に無塩と減塩食を進めることができます。今後とも、アドバイスをよろしくお願い致します。
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いちごさん、良かったですね！
これからも自分の体がイキイキする料理を楽しめることでしょう。
